子ぎつねヘレン

 子ぎつねヘレン
 製作:2005年
 監督:河野圭太   
 出演:大沢たかお、松雪泰子、深澤嵐、小林涼子


**ストーリー**
春の北海道。カメラマンとして世界中を飛び回る母に置いていかれ、たった一人で東京から北海道の森の動物診療所に預けられた少年、太一。ある日、彼はひとりぼっちの子ぎつねと出会う。母ぎつねがいる様子はなく、太一はその元気のない子ぎつねを放っておけず、動物診療所へと連れ帰る。獣医の矢島はすぐに子ぎつねが目も耳も不自由なことに気づく。太一はまるでヘレン・ケラーのようなこの子ぎつねを“ヘレン”と名付け、その日から懸命にヘレンの世話をするのだった。



**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
予告編に全て凝縮されてるな~って思いました。『絶対泣く!!』って思ってたけど、私は泣けなかったし、最初主人公の演技が気になって気になって。最初のほうに出てくる妄想シーンも意味がわからなくて、あれはいらなかったんじゃないかな~って思います。他にも疑問に思った点が何点かあって、まず、矢島さん家は貧乏なはずなのに太一はヘレンの写真撮りまくり。フィルム代は?まぁ結局自分の中であれはデジカメなんだって言い聞かせたけど(笑)あと海辺にヘレンを連れて行ったときに、なぜお花畑から離れたところにわざわざヘレンを置いたんだろう。一緒に連れていけばよかったのに。太一がお花畑で花を摘むのもなんか乱暴でさぁ~。雑草じゃないんだからって思いました。脇役陣が豪華で、阿部サダヲ、藤村俊二、吉田日出子などが出演してます。きつねは本当に可愛かったぁw撮影とかどうやってやったんだろうって興味津々です。