アジアンタムブルー
アジアンタムブルー
製作:2006年
監督:藤田明二
出演: 阿部寛、松下奈緒、小島聖、佐々木蔵之介
**ストーリー**
エロ雑誌の編集者、山崎隆二は、SM女王のユーカに紹介され、新進のカメラマン、続木葉子と出会った。彼女はなぜか水溜まりばかり撮り続けていた。しかし、その写真の透明感と葉子自身の不思議な魅力に隆二は次第に心惹かれていく。やがて2人は再会し、深く愛しあうようになる。幸せな日々が永遠に続くかに思われたある日、葉子に末期ガンが見つかる。そして、宣告された余命はたった1ヶ月。隆二はすべてを捨て、彼女が憧れていた地、ニースへと2人で旅立つ決意をする。
**感想**(ネタバレあり)
★☆☆☆☆
いろいろ調べたところ、原作に描かれている部分がかなりカットされてるみたいなので、あくまでも原作を読んでない、映画だけ観た人の感想ですが、微妙でした(汗)阿部寛+松下奈緒、佐々木蔵之介+高島礼子のイメージが合わないというか、凄い違和感がありました。そして感動すると思ったのですが、ストーリーの展開や構成が想像とあまりにも違いすぎて、全く泣けませんでした。途中ウルッとはしたんですけど。私はもっと純愛系を想像してたんですよね~それに前置きがあまりにも長すぎで、いきなり恋に落ちて死んじゃうって突っ走るような感じでした。題名でもあるアジアンタムブルー。あまり関連がないのではって思いました。もし、アジアンタムブルーが何かの代名詞とすればそれはあまり上手く表現されてませんでしたね。アジアンタムが枯れ始め、奇跡的に回復することがあると聞いて、最後の最後まで葉子はよくなるんじゃないかと過度な期待をしてしまいました。