ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習


 ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
 (原題:Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan)
 製作:2006年
 監督:ラリー・チャールズ
 出演:サシャ・バロン・コーエン、ケン・ダヴィティアン、ルネル

**ストーリー**
カザフスタンのテレビレポーターであるボラットは、ある日カザフスタン情報省(架空の政府機関)の依頼でアメリカに飛び、複数のアメリカ人にインタビューをし、その経過をドキュメンタリー化するという任務につく。番組のプロデューサー、アザマットとともにニューヨーク空港に到着するボラット。そしてホテルのテレビで彼は運命の出会いをするのだった。『ベイウォッチ』に登場するパメラ・アンダーソン扮するキャラクター、C・J・パーカーを見たボラットは一目で恋に落ち、彼女と結婚したいと思うのだ。そして、『ベイウォッチ』のロケ地カリフォルニアに向かう。アメリカの運転免許を取り、中古のアイスクリーム屋台を購入し、アメリカ横断の旅を始める。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
アメリカ人たちをバカにするのは可哀相でやりすぎな面もあるけど、今のアメリカを上手く捉えている気もする。宗教に対する姿勢だったり、外国のことをわかってなかったり。
どこまでが仕込みでどこまでが真実かはわからないけど。
ボラットがアメリカの文化に慣れないシーンが面白かった。B&Bの経営者がユダヤ系だと知ったとき、ジョークの講師を訪ねたとき、運転免許を取るシーンが面白かったかな。あ、あと奥さんが亡くなって喜ぶシーンも面白かった。