7つの贈り物


 7つの贈り物
 (原題:Seven Pounds)
 製作:2008年
 監督:ガブリエレ・ムッチーノ
 出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、マイケル・イーリー、バリー・ペッパー

**ストーリー**
過去のある事件によって心に傷を抱えながら生きる男ベン・トーマス。彼は7人の名前が記されたリストをもとに、ある計画を実行しようとしていた。それは、7人がある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうというもの。その7人は互いに何の関係もない他人同士だが、ベンにとっては彼らでなければならない理由があった。またこの計画の目的や、贈り物の中身が何であるか、ベン以外には彼の親友が唯一知るのみ。こうして、ベンは7人それぞれに近づき、彼らの人生を調べ始める。だがやがて、リストの中の一人で余命幾ばくもない女性エミリーとの出会いが、ベンの計画に大きな影響をもたらせていく…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
予告編と原題・邦題を見て、「こんなラストかな~」って思ってたら、本当にそうだったから、ちょっとがっかり。それを念頭に観ると、前半がちょっと退屈だったかな。
だって、わざわざあんなことしなくても、他にも方法はあるだろって感じ。ボランティアとか、被害者のケアとか・・。
あと、私がどうしても納得いかなかったのが、なぜベンはエミリーを愛したのか。それまではフィアンセのことをずっと想ってるようなシーンがあるのに、エミリーのどこに惹かれたんだろう。しかもそのせいで自分の計画を止めようと考えて病院へ行くし。でも意外と葛藤シーンが短くてこっちに伝わらない(笑)
クラゲの毒が体中に回ってても果たして移植手術ってできるのか・・謎。
最後まで7つ贈り物全てが明らかにされないのがよかった。