エバン・オールマイティ
“世界を変えよう”を公約に掲げてみごと下院議員に当選したエバン・バクスターはTVキャスターの仕事を辞め、一家でヴァージニア州の郊外へ引っ越してくる。そして、早速ベテラン議員ロングから大役を任されるなど幸先の良いエバン。ところが、公約を実現したいと神に祈った次の日から状況が一変、神がエバンの前に現われ、ノアのごとく箱船を作るよう告げられる。こうしてエバンのもとにはどこからともなく動物たちや船の材木まで集まり、否応なしに船を作るハメに。さらに、エバンはヒゲも髪も急激に伸び始め、容姿がノアそっくりになっていく。やがて、洪水が起きるという日に箱船が完成。しかし、誰もが冗談と思い、エバンを馬鹿にしていた矢先に・・。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
前作のブルース・オールマイティで強烈なキャラだったキャスターのエバンを主人公にした物語。
タイトルからしてエバンが「オールマイティ」になるかと思いきや、神に操られているだけなのが残念だった。まぁそれを通して結局は願いが叶うから「オールマイティ」だよねって言っちゃえばそれまでなんだけど、前作に比べるとやっぱり劣る。
スティーヴ・カレルの面白さがあまり活かされていなかったのも残念だなー。見た目が変化していくのにいちいち反応するシーンは面白かったんだけど、そこだけって感じ。
でも全体的にはほのぼのしていてまぁまぁだったかな。