君のためなら千回でも
ソ連侵攻前のまだ平和だったアフガニスタン。裕福な家庭の少年アミールと、彼の家に仕える召使いの息子ハッサンは、境遇の違いを越えて強い絆で結ばれた親友同士だった。ところが12歳の冬の日、恒例のケンカ凧大会の最中にある事件が起きる。以来、アミールは少年ゆえの潔癖さと後ろめたさからハッサンを遠ざけてしまう。そこへソ連軍が侵攻、アミールは後悔と罪の意識を抱えたままアメリカへ亡命、再びハッサンと会うことなく月日は流れてしまう。20年後、苦労の末にアメリカで念願の作家デビューを果たしたアミールのもとに、アフガニスタンの恩人から1本の電話が入る。“まだやり直す道はある”との言葉に、アミールは意を決して危険なタリバン独裁政権下の故郷へと向かうのだったが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
子役時代を演じた二人が凄くよかった。子供って、ときに驚くほど残酷なことするよね。ハッサン親子を追い出したときは悲しかった。
いい映画なんだけど・・やっぱりアミールには直接ハッサンに謝ってほしかったな。でもこれが現実なんでしょう。
「君のためなら千回でも」って劇中2回だけ出てくる台詞なんだけど、いい邦題と思う面と、そのままカイト・ランナーでもよかったんじゃないかと思う面がある。君のためなら千回でもっていかにも感動の友情物語って気がしません?私が想像したストーリーと違ったからこう思うのかもしれないけど・・。