オーロラの彼方へ
オーロラの彼方へ
(原題:Frequency)
製作:2000年
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル、エリザベス・ミッチェル、アンドレ・ブラウワー
**ストーリー**
ジョンは6歳の時、勇敢な消防士だった父フランクを事故で亡くした。30年後の現在、NYの空にオーロラが現れた日、父の遺品の無線機から男の声が聞こえてくる。しかもその声は『リトル・チーフ』といっている。リトル・チーフは父が自分につけたあだ名だった。その声の主が30年前の今日、死ぬ前日の父だと知ったジョンは、半信半疑の父を必死で救おうとする。ジョンはなんとか父を助けようと思ってその次の日に起こる火事のことを話す。そして見事に父は死なずにすんだが、それが歴史が動いた瞬間だった。父が死ななかったかわりに、30年前から未解決の連続殺人事件の被害者が増えているではないか。しかも被害者の一人に母親も加わっていた。父が死んだ未来と死ななかった未来、両方知っているのはジョンだけ。当然何を言っても変な顔で見られるばかり。無線機を頼りに親子で力を合わせて被害者の数を減らすが殺人事件の犯人の手がジョンに迫っている。。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
この映画は本当におすすめです!!原作を読んだ後に映画を見たのですが、それでも十分楽しめました。まず設定がおもしろい。オーロラが発生するという異常気象が起きてそれがきっかけで主人公は30年前に死んだ父と偶然にも会うことができる。無線機を使って現代と30年前のやりとりがとてもおもしろくて、見ていて『なるほど!そうすればいいのか!』と思うところが沢山あります。サスペンス的な部分もあり、途中すごくハラハラドキドキしますが、最後は親子の絆に感動し、涙できる物語です。家族のありがたさに気づかされます。 展開も凄くスピーディーで、飽きずに観れました。