ディパーテッド

 ディパーテッド
 (原題:The Departed)
 監督: マーティン・スコセッシ
 出演: レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ


**ストーリー**
マサチューセッツ州ボストン。犯罪組織との繋がりを持つ自らの生い立ちと決別すべく警察官を志したビリー・コスティガン。一方、マフィアのボス、コステロによって育てられ、スパイとなるべく警察に送り込まれたコリン・サリバン。同じ警察学校に学んだ2人は、互いの存在を知らぬまま、共に優秀な成績で卒業する。やがて、コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査班に抜擢され、コステロを標的とした捜査活動に加わる。一方ビリーは、その優秀さを買われ、マフィアを内部から突き崩すべくコステロのもとへ潜入するという極秘任務を命じられるのだった。こうして、それぞれに緊張の二重生活を送るビリーとコリンだったが、ついに警察、マフィア双方ともに内通者の存在をかぎつけ、いよいよ2人は窮地に追い込まれていく…。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
まず第一印象は、人死にすぎ!!びっくりしてしまいました(笑)特に最後はビクッとなってしまいました。オリジナルの香港版は観てないので比べることはできませんが、これだけ観ると「おもしろい」という感想までいかず、やっぱり「人死にすぎ!」です(笑)話のテンポもよく、オリジナルも知らないので「誰か黒幕いるの?!」などとハラハラドキドキしながら観てたら2時間超なのにあっという間に感じました。最後の最後は「ここで登場かーーー!!」って感じでしたね。こういう組織って本当に存在してるんですかね??想像すると怖いのであまり考えないようにしてますが(笑)今までディカプリオってかっこいいと思わなかったんですが、この映画を観て好きになりましたww自分の正体を隠し続けないといけないこと、いつ殺されてもおかしくない状況でやつれてるディカプリオが素敵です。こっちにまで苦しさが伝わってきました。あとジャック・ニコルソンの存在感が凄いですね~~。私の中でのジャックさんは「NY式ハッピーセラピー」でのおかしなおじさんのイメージだったので、あまりの違いに驚きました。