カンガルー・ジャック

 カンガルー・ジャック
 (原題:Kangaroo Jack)
 製作:2003年
 監督:デヴィッド・マクナリー
 出演:ジェリー・オーコネル、アンソニー・アンダーソン、クリストファー・ウォーケン、エステラ・ウォーレン


**ストーリー**
チャーリーとルイスは20年来の親友同士で、何をやってもドジばかり踏んでいた。そんな彼らは怪しい仕事に携わっていたが、ある時、またしても派手な失敗をやらかす。彼らはギャングのボスでチャーリーの継父でもあるサルを激怒させ、罪滅ぼしとしてお使いに出される羽目に。そのお使いとは、オーストラリアにいるミスター・スミスへ5万ドルもの大金が入っている封筒を届けるというもの。やがてオーストラリアに着き、レンタカーを駆って目的地へと向かう2人。だが、その道中、一頭のカンガルーをうっかり跳ねてしまう。物を死なせてしまったとうなだれるチャーリーをよそに、ルイスはそのカンガルーに「ジャッキー・レッグズ」と名付けて自分のジャケットを着せ、写真を撮りまくる。ところがジャッキーは生きていた!ぬうっと立ち上がったその大きさに感心するチャーリーに蹴りを入れると、ジャッキーはジャケットを着たままピョンピョン跳ねて行ってしまう。大笑いする2人。だが、ルイスの笑いは涙声になっていく。ジャケットのポケットにあの5万ドルが入ってることを思い出したからだ。2人の必死の追跡が始まる。ジープは壊れ、雇った小型機は墜落し、金をネコババされたと思ったミスター・スミスは2人を追ってくる。野生動物保護活動をしている美女ジェシーの力を借りて、ラクダでジャッキーを捜すチャーリーとルイスだったが、サルの手下も彼らを始末すべくオーストラリアに来ていた。追いながら逃げ、逃げながら追う先には絶壁が!果たして彼らはジャッキーから5万ドルを取り戻せるのか?



**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
この映画の予告編を見たときはカンガルーがいっぱい出てたので、たくさん出るのかなと思ってたのですが、案外カンガルーとの絡みは少なかったです。また、カンガルーは喋るのだと思っていましたが、喋りませんでした(例外を除いては)。それでもすごく楽しめました!!ドタバタコメディでラットレースみたいな感じです。主演2人のやりとりも笑えました。当然カンガルーはCGだったのですが、すごくリアルで、人間のお菓子を食べるシーンとかはホントにかわいかったです!あとなんと言っても見所はオーストラリアの大自然。とても綺麗で生で見てみたいな~と思いました。ラストもほのぼのしていてよかったです☆