沈黙の行方


 沈黙の行方
 (原題:The Unsaid)
 製作:2001年
 監督:トム・マクローリン
 出演:アンディ・ガルシア、ヴィンセント・カーシーザー、リンダ・カーデリーニ、サム・ボトムズ 

**ストーリー**
優秀な心理学者のマイケル。彼は息子を自殺で亡くして以来、悲しみに暮れたまま立ち直れず、学者としての精彩も欠いていた。また、別居中の娘とは距離を置き続け、上手く心を通わせずにいる。そんなある日、マイケルのもとに元教え子のバーバラから仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、施設に住む少年トミーのカウンセリングだった。マイケルは、トミーに亡き息子の面影と重ね合わせながら心の闇を探ろうと診療を請け負うのだが…。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
想像以上に重かったです。でも面白かった(もっと別のいい言葉があるかもしれない)。ドキドキ感もあったし、悲しみも自分のことのように感じたし。トミーの苦しみの本当の原因を知ったときは、想像もしてなかったから凄くびっくりして、しばらく呆然としてました。マイケルの息子の自殺の場面は凄く悲しくて涙が出てきました。はっきりとは言葉で言い表せないけど、何かを訴えてくる映画です。普段こういう映画は観ないので、進めてくれた友達に感謝です。アンディ・ガルシアが最初ヒゲ面でびっくりしたけど、後半からサッパリ剃ってます。