明日に向って撃て!

 明日に向って撃て!
 (原題:Butch Cassidy and the Sundance Kid)
 製作:1969年
 監督:ジョージ・ロイ・ヒル   
 出演: ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス、ストローザー・マーティン


**ストーリー**
1890年代の西部。家畜泥棒と銀行強盗が稼業の2人組のガンマン、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは、同じ盗人仲間のハーベイ・ローガンらの誘いにのって、列車強盗を試み、大金をせしめた。この後ブッチは、銀、錫などの鉱山資源の豊富なボリビアへ行って荒稼ぎしようと、サンダンスを誘う。そして、スペイン語のできるサンダンスのガール・フレンド、女教師のエッタも交えて、彼らはボリビアへ向かう。が、ボリビアはブッチの想像とは異なり大変な貧乏国で、2人はたちまち銀行強盗に戻る。やがて2人はヤンキー泥棒として有名になり、警察も彼らに手ごころを加えた。2人にとってはこれが不満で、とうとう彼らは足を洗い、錫山のガードマンとなった。エッタは2人がカタギになったことを喜ぶが、所詮、泥棒稼業が身についた2人、正業を長続きさせることはできないだろうと考えていた。そしてこの不安は的中し・・



**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
この映画は1969年に公開されたかなり古い映画なんですが、去年友達に薦められて観た作品です。この時代の映画がどんな風潮だったかはわかりませんが、とにかく新しい感じだったらしく、映画賞を沢山受賞してます。作品自体は想像してたよりも面白くて、思わず笑っちゃうシーンもありました。でもラストの展開が早すぎて『え?これで終わっちゃうの??』って感じでした。最後には主人公2人に情が移り、ちょっと悲しかったけど・・でもこれが一番しっくりくるラストかなって思いました。劇中で流れる『雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' On My Head)』がよかったです♪