守護神
**ストーリー**
これまでに200名以上もの遭難者の人命を救ってきた伝説のレスキュー・スイマー、ベン・ランドール。しかしある時、任務中に大切な相棒を失い、心身に深い傷を負ってしまう。現場の第一線から退いた彼は、レスキュー隊員のエリートを育成する“Aスクール”に教官として赴任する。彼はそこで、元高校の水泳チャンピオンだった訓練生、ジェイク・フィッシャーと出会う。軍隊をもしのぐ過酷な訓練で抜群の能力を発揮するジェイクだったが、彼にもまた、消すことの出来ない深い心の傷があった。そんなジェイクに、ベンは本当に大切なものを伝えていく…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
最近のアシュトンの出演作では、これが一番かっこいいです。髪もさっぱり短いし(笑)ケビン・コスナーもかっこいいです。レスキュー隊員としての姿勢も凄く尊敬できました。話はとてもとてーもありきたりなんですが、わかっててもウルッと泣けます。それは観てる人がベン(ケビン・コスナー)の人柄に惹かれるからだと思います。印象に残ってるのは、訓練生の間ではベンが何人救出してきたかが話題になってましたが、最後に救出した人数を聞かれたベンは凄く小さい数を言ったのです。それは実際は救出した人数ではなく、救出できなかった人の数でした。救出した人数なんて関係なく、覚えてるのは助けられなかった人々・・尊敬できる人です。ベンと同様、アシュトン演じるジェイクも一見チャラくて調子に乗ってるけど実は心に傷を負っている・・それを乗り越えていく姿に感動しました。ただ、いくら優等生だからといって、問題を起こしたジェイクをそのまま居させ続けたのはどうかと・・汗