マリー・アントワネット

 マリー・アントワネット
 (原題:Marie Antoinette)
 製作:2006年
 監督: ソフィア・コッポラ 
 出演: キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス


**ストーリー**
14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。



**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
この映画、私の周りでは評判がイマイチでした。それは皆ソフィア・コッポラを知らずにあの楽しそうな予告編に騙されたからでしょう(笑)でも私は騙されませんでした。コッポラさんだからきっと単調なんだろうな~って最初っから思ってたので普通に観れました。衣装は豪華だし、出てくる小物も可愛くて、音楽もなかなかよかったです。もっと見たいくらいでした。ただやっぱりあのコッポラさんの出す雰囲気は苦手です(汗)ずっと単調なのでちょっと退屈でした。しかも私は歴史が苦手でマリー・アントワネットのことなんてほとんど知らないので尚更です。さらにさらに私の横に座ってた人が、大泣きしてる上に、携帯のバイブがずーっと何回も何回も鳴ってて気が散って仕方なかったです。携帯の電源消したのに『私??』ってヒヤヒアしたし。皆さん映画館でのマナーは守りましょう。携帯は電源を消すように。映画の音が大きくても案外聞こえるものです。
孤独や不安を紛らわすために派手な生活を送ってたっていう印象を受けなかったのでその辺りをもっと描いてもよかったのではないかと・・もっと遊んだり、浪費したり。あとどうしても気になったのは、中途半端なフランス語!ずっと英語なのに、merciとau revoirだけちょこっとフランス語だったりしてなんか変な感じでした。英語ならずっと英語貫き通せばいいのに~。メイキングは楽しそうなので見てみたいです!これを見て結婚への願望が少し薄れました(笑)