グリーン・マイル

 グリーン・マイル
 (原題:The Green Mile)
 製作:1999年
 監督:フランク・ダラボン
 出演:トム・ハンクス 、デビッド・モース 、ボニー・ハント 、マイケル・クラーク・ダンカン


**ストーリー**
1935年。大恐慌時代のアメリカ、ジョージア州のコールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房で看守を務めていたポールのもとに、雇われ先の少女2人をレイプし殺害した罪により投獄された、巨体の黒人死刑囚コフィーが送られてくる。しかし、コフィーの性格はその巨体に似合わず臆病で物静かで優しかった。そのころポールは重い尿道炎に冒されていて、ある日、ポールは激痛の為、舎房内で倒れてしまう。が、そのとき、コフィーは倒れている彼に自分の元へ来るように訴える。ポールは拳銃を奪われるのかと警戒するが、彼を信じ彼の牢獄へ近づく。するとコフィーはある行動を取った。すると不思議な事にポールの病気は治ったのだ。この事をきっかけにポールは心優しい彼を信頼し死刑判決を取り消そうとする。看守と死刑囚の心の絆を描いた作品。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
最初にこの映画を見たときにすごい泣いたのを覚えています。とても印象に残る映画です。黒人で大きいからと大した証拠もないのに逮捕されてしまったコフィー。最初この人悪い人なのかなと思ってましたが正反対でした。コフィーの純粋な心に本当に感動しました。コフィーが自分の苦悩を語る場面も本当に切なくて何回も泣いてしまいました。コフィーを悪く扱う人たちには腹が立ちました。もう画面に入って殴りたい気持ちでした(笑)ロズウェルの保安官役の人が出てるのもびっくりです。コフィーのように心がピュアな人がもっと世の中に増えたらいいのになと思いました。感動して泣けるし、切なさや怒りでも泣ける映画です。