クルーエル・インテンションズ

 クルーエル・インテンションズ
 (原題:Cruel Intentions)
 製作:1999年
 監督:ロジャー・カンプル
 出演:ライアン・フィリップ、サラ・ミシェル・ゲラー、リース・ウイザースプーン、セルマ・ブレア


**ストーリー**
ラクロの有名小説『危険な関係』の3度目の映画化。過去作と違い、現代のティーンエイジャーを主人公にリニューアル。親の再婚で姉弟になり、マンハッタンの邸宅に住むキャスリンとセバスチャン。56年型ジャガーを乗り回し、メイドにかしづかれる贅沢三昧の日々。欲望のままに生きる彼らがときめくのは他人の恋愛を操る『クルーエル・インテンションズ』=『残酷な企て』だけ。2人の新たな企みはセバスチャンが学園長の娘アネットのロスト・バージンを奪えるかどうかという賭けだ。失敗すればキャサリンがセバスチャンの車をもらう。成功すればセバスチャンはキャサリンに好きなことをすることができる。プレイボーイで誰でも手に入れることができるセバスチャンにとって唯一ものにできないのはキャサリンだけ。だから彼はアネットを落とそうと必死。しかしアネットもセバスチャンの噂を聞いていてなかなか心を開かない。次第にアネットと時間を過ごすたびにアネットに惹かれるセバスチャン。そしてついにアネットの処女を奪うチャンスが来たのだ。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
途中まではなんかこの映画微妙だなって思ってたんですが、最後まで見たら好きになりました。ライアン・フィリップかっこいいです!そしてリースもキュートw撮影時既にリースはライアンとの子供を妊娠していて映画の中でもお腹が少し出ているのがわかります。セルマ・ブレア演じるセシルがセバスチャンとキャサリンに振り回されるシーンは見てて思わず笑ってしまいました。セルマ・ブレアはこのとき既に27歳だったのですが、ピュアな女の子を演じていて結構キュートです。そしてなんと言ってもサラ。悪女です(笑)セクシーな悪女を演じていて、見ていてこの女イヤだな~って感じでした。見ている人にそう思わせるくらい彼女の演技はよかったです。ラストは悲しくてウルッとくると同時にその後にスカッとするシーンがあって、すごく気持ちよくて思わずニヤニヤしちゃいました。おすすめです。この映画の前にはライアンとサラは『ラスト・サマー』で共演していて、この映画のあとにはリースとセルマが『キューティ・ブロンド』で共演しています。