不都合な真実


 不都合な真実
 (原題:An Incovenient Truth)  
 製作:2006年
 監督: デイヴィス・グッゲンハイム
 出演: アル・ゴア


**ストーリー**
民主党クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙では共和党ジョージ・W・ブッシュ候補と激戦を展開、前代未聞の大接戦と混乱の末に敗れ去ったアル・ゴア氏。その後は、自身のライフワークとも言える環境問題、とくに地球温暖化への対策の緊急性を訴え全米を中心に世界各地で精力的な講演活動を続けている。本作はそんなゴア元副大統領の講演活動の日々に密着、豊富なヴィジュアル素材と巧みなトークで分かりやすく構成された鮮やかな講演の模様を紹介するドキュメンタリー。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
ドキュメンタリーというか、アル・ゴア氏の講演を撮影したものがほとんどで、本当に自分がその場にいるかのようでした。地球が危機に直面していることは頭ではわかっていてもなかなか実感がわきません。この映画では写真やグラフ、アニメで地球が直面してる問題をわかりやすく説明してくれています。キリマンジャロや様々な場所での雪の減りようは観てて唖然としてしまいました。本当になんとかしないと、と思いました。ゴア氏がこういう講演をやってることを知らなかったので、ぜひ生で聴きたいと思いました。「温暖化を止めよう」。言うのは簡単ですがいざ実行に移すことは難しいことです。でも小さなことでもいいから自分のできることをやって、それを皆がやればきっと地球を崩壊から救えるはずです。私もこの映画を観たあとは、コンビニやスーパーなどで少ししか買わなかったときはビニール袋に入れてもらうのを断ってます。エンドロールでは可愛いアニメーションで私たちにもできることが流れてて参考になりました。皆さんもぜひ観て下さい。そして周りの人にも薦めてください。