K-PAX 光の旅人

 K-PAX 光の旅人
 (原題:K-PAX)
 製作:2001年
 監督:イアン・ソフトリー
 出演:ケビン・スペイシー、ジェフ・ブリッジズ、メアリー・マコーマック、アルフレ・ウッダード


**ストーリー**
ニューヨークの駅構内。不審な行動をしていたため警察に連行される謎の男プロート。彼は自らを遥か1000光年彼方のK-PAX星からやって来た異星人だと名乗り精神病院に送られる。プロートの治療に当たるのは精神科のパウエル医師。初めのうちは単なる妄想か虚言と高を括っていたパウエルだったが、その落ち着き払った言動や理路整然とした説明にかすかな疑問を抱き始める。さらに、プロートの患者仲間たちは、彼が異星人であることを疑いのない事実として受け入れていた。プロートには人々の心を開かせる不思議な力があった。病気恐怖症のアーニーは、プロートに導かれて庭に出られるようになり、「3つの任務を完了すれば病気が治る」というプロートの言葉を信じたハウイーは、青い鳥を探す最初の任務を果たすため、強迫観念症という自身の障害も忘れて窓の外の観察を始める。プロートが「7月27日にK-パックスへ戻る」と言い出したのは、そんな日のことだった。診療時の記録では、プロートが地球へやって来たのも5年前の7月27日。まさにその日に、何かトラウマになる事件が起こったに違いない。そう直感したパウエルは、催眠術を使ってトラウマの原因を究明しようと試みる。そして浮かび上がってきたのは、パウエルの予想を遥かに超えた出来事だった……。



**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
この映画はすごく不思議な映画です。謎が絡む映画はちょっと苦手なのですが、これはそれなりに楽しめました。ケビン・スペイシーの演技が光ってます!落ち着いた感じや口調、K-PAX語を話す姿、まさに異星人という感じです。バナナを皮ごと食べるなど、役者魂も見せています。ストーリーはゆっくり進む感じですが、プロートのキャラクターに引き込まれます。最後もすごく優しい気持ちになりました。私ははっきりとは謎が解けなかったのでまた見てみたいです☆