トロピック・サンダー 史上最低の作戦
ベトナム戦争で英雄的な活躍をしたというアメリカ人兵士テイバックのベトナム戦争回顧録“トロピック・サンダー”が映画化されることになった。そして撮影現場には、この作品でスターへの返り咲きを図る落ち目のアクション俳優タグ・スピードマン、オナラ以外にも芸域を広げようと意気込むコメディアンのジェフ・ポートノイ、黒人の軍曹に成りきるため手術で皮膚を黒くしてしまったオーストラリアの過剰な演技派カーク・ラザラス、といったクセ者俳優たちが集結。こうして、いよいよ撮影が始まるが、俳優たちのワガママなどで僅か5日間にして予算オーバーとなってしまう。そこで困り果てた監督のデミアンは、テイバックの助言により、東南アジアのジャングルで撮影を再開することに。何も知らされず台本通りジャングルを徘徊する俳優たち。しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する本物の戦場だった…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
最初にそれぞれの役の映画の「予告編」が流れたのが面白かった。特に、クラーク・ラザラスの映画で、クラークはアカデミー賞受賞者なのに、対するトビー・マグワイアがMTV Best Kiss Award Winner(MTVのベストキス賞受賞)って紹介されてたのがいきなりツボだった。
だけどこのあとの戦場の撮影シーンがいきなりグロくて観れるか不安になった(笑)グロいのは最初のほうで、後半では落ち着きます。
そして後半が面白かった!!特に最後の脱出シーンで、スピードマンが戻ってくる場面と、リック・ペックがわざわざTiVoを届けに来たのが面白かった。
アイアンマンであんなに渋かったトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrが黒人になりきってて凄かった!!全然イメージが違うし、別人に見える!!メイクと言葉のアクセントって凄い。
あと、トム・クルーズが凄かった!まさかあんな役をやるとは驚き。最初わからなくて、「あれ??もしかして??」って気づいた(笑)最後のダンスシーンもトム・クルーズとは思えない!