2012


 2012
 (原題:2012)
 製作:2009年
 監督:ローランド・エメリッヒ
 出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット

**ストーリー**
ロサンゼルスでリムジン運転手をしている売れない作家ジャクソンは、別れた妻ケイトのもとに暮らす子供たちと久々に再会し、イエローストーン公園までキャンプにやって来た。彼はそこで怪しげな男チャーリーから奇妙な話を聞かされる。それは、“地球の滅亡”が目前に迫っており、その事実を隠している各国政府が密かに巨大船を製造、ごく一部の金持ちだけを乗せ脱出しようとしている、という俄には信じられない内容だった。しかし、その後ロサンゼルスをかつてない巨大地震が襲い、チャーリーの話が嘘ではないと悟るジャクソン。そして、大津波や大噴火など、あらゆる天変地異が世界中で発生、次々と地球を呑み込んでいくことに。そんな中、ジャクソンはケイトと子供たちを守るため、巨大船がある場所を目指して必死のサバイバルを繰り広げるのだが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
内容はつっこみどころ満載なんだけど、映像が凄かった!!!街が破壊されるシーンや、津波が襲ってくるシーンは、映画館で観る価値大。
公園にいたチャーリーのキャラが面白かった!彼が作ったビデオも凄く面白くて、状況を理解するのに役立った。チャーリーっていう役の意味というか、どういう位置づけなのかがずっと気になってる。もしかしたら深い意味はないのかもしれないが・・。
随所にロシアをイジッてるネタがあって面白かった。一緒に避難するグループにもロシア人がいたし。
クスクス笑えるシーンもあってよかった。パニックの最中、車が声認証だったのが特に印象に残ってるかな。
巨大船に乗れるのはごくごく一部の人で、その中のさらに一部の人たちが船に乗れなかったんだけど、その人たちを乗せた時点で、「いいことした」っていう雰囲気になってたのが納得いかない。だって他に何億人も犠牲になってるのに・・。
ラストも、ゼロからのスタートなのに誰も危機感を持ってなくて、「大丈夫なの?感動している場合じゃないでしょ!」って思った。
あと、パニック映画にはありがちだけど、子供って本当に足手まといだし、めんどう!笑 来るなって言ったのに来た上、ギャーギャー言ったり、行くなって言ってるのに行ったり。映画館で一緒に鑑賞した友達も子供嫌いなのでこの話題で盛り上がった(笑)
いろいろ思う部分はあるけど、つっこみ所も楽しめる映画です☆