第9地区

May 24


 第9地区
 (原題:District 9)
 製作:2009年
 監督:ニール・ブロンカンプ
 出演:シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッド

**ストーリー**
南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、そのままとどまってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず彼らを難民として受入れることに。それから20数年後。共同居住区“第9地区”はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。プロジェクトの最高責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカスは、さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。ところがその最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまうヴィカスだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
ドキュメンタリー調だから、本当にヨハネスブルクには第9地区があるのではないかと思わせてくれる映画。
思っていたよりは楽しめたんだけど、観終わったあとの感想は「つまんない」でもなく、「面白かった!」でもなく、「ふ~ん、そっか」って感じ。
あまり入り込めなかったのかも。
エイリアンたちがずっと20年も居座ってるのって、マザーシップの一部が欠損しちゃったからだと思ってたんだけど、本当はそもそもマザーシップまで行く手段がなかったから??
クリストファーがマザーシップまで行ってから普通に出発していたから、その辺がわからなかった。見逃してしまったのかもしれないけど・・
エイリアンたちに人間と同じように普通の名前がつけられているのが面白かった。
主人公ヴィカスの、エイリアンに対する横柄な態度にはずっとむかついていた。助けてくれるって言ってるのに急に逆ギレしたり。あと昇進してちょっと調子に乗ってる感じも嫌だった(笑)
だから映画に入り込めなかったのかも。
最後、ヴィカスが本当に奥さんのことを愛しているんだなってわかったのはよかったけどね。

恐らく3年後に続編があるであろうから、きっと観ると思う。