カールじいさんの空飛ぶ家


 カールじいさんの空飛ぶ家
 (原題:Up)
 製作:2009年
 監督:ピート・ドクター
 声の出演:エドワード・アズナー、ジョーダン・ナガイ、ボブ・ピーターソン、クリストファー・プラマー

**ストーリー**
古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール・フレドリクセン。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついにカールは家を立ち退き、施設に入らなければならなくなる。そして迎えた立ち退きの日の朝、なんとカールは無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まり。ところがその時、少年ラッセルが空飛ぶ家の玄関に。驚いたカールは渋々ながらもラッセルを招き入れ、一緒に旅をするハメになるのだが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
凄く可愛らしい映画で好きなんだけど、もっと感動的なものを期待していたので少しがっかり。
CGの描写が細かくて本当に凄いなと思った。特に風船で出発するときに風船がパーっと出てくるシーンはよかった。
ラッセルはピクサー作品初の日系アメリカ人キャラなんだとか。確かに目が細かった・・
全体的にはテンポもよくて楽しめるんだけど、あっさり南アフリカに到達したところ、ずっと憧れていた人が実は悪者だったこと、ラッセルの境遇の切なさが少し残念かな。最後ラッセルにバッチをあげるカールはジーンときた。
じいさん2人が闘うシーンは面白かった!思わず笑った。
カールのエリーに対する一途な愛情がよかった。あと犬のダグが可愛くて自分の犬を思い出した。
どこか旅に出ることだけが冒険なんじゃなくて、人生そのものが一つの大冒険なんだよと教えてくれる映画。