ザ・ウォーカー
イーライという名の謎の男は、崩壊したアメリカ大陸の荒野を西に向かって歩き続けていた。ある本を携えて。その本は、いまや世界にこのただ一冊となっていた。イーライは、その本に近づこうとする者は容赦なく斬り捨てた。そんな中、とある町に立ち寄ったイーライ。そこは、カーネギーという男が独裁者として君臨する町。彼は、ある本を探していた。その本があれば世界を支配できると考えていた。やがて、イーライの本こそが、目的の本だと確信するカーネギーだったが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
キリスト教色が強い映画。好き嫌いが別れると思う。
もっとキリスト教に詳しければいろんな描写の意味とかを理解できたのかなーと思った。
ただ、「これ凄いプロパガンダ映画だな・・」って思ってたんけど、あとになってもしかしたらキリスト教やその教えに翻弄される人々の批判なのかもしれないとも思った。
最後に明かされるイーライの秘密には全然気づかなくて、本当にびっくりしたんだけど、でもやっぱり信じられないというか、目が見えてなきゃこれできないだろっていうのが多かった。それも神の導きがあったからといえばそこまでなんだけど・・途中皆がサングラスをかけて外を見ている中、イーライだけ裸眼だったのは「あれ?」とは思ったんだけどね。
途中の出てくる2人の老夫婦が映画の中で少しリラックスさせてくれる。あのシーンは面白かった。
後半、本を奪われてなぜイーライが急に弱くなったのかが気になる!!本を奪われて本当に神の導きがなくなったからなのか、本人の気持ち次第のものだったのか。
映画の色合いが凄く好きだった。鮮やかな色が一切ない感じ。
トム・ウェイツが店主として出演していたのにびっくり。そしてミラ・クニス可愛い!!
Saturday, July 03, 2010
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