プレデターズ


 プレデターズ
 (原題:Predators)
 製作:2010年
 監督:ニムロッド・アーントル
 出演:エイドリアン・ブロディ、ダニー・トレホ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン

**ストーリー**
落下中に意識を取り戻し、墜落死を免れた傭兵のロイス。そこは鬱蒼としたジャングルの中。そして同じように状況も分からぬまま見知らぬ土地に放り出された数人の男女。彼らはCIAの凄腕スナイパーやロシア特殊部隊の隊員、あるいはヤクザや死刑囚といったいずれ劣らぬ戦闘と殺しのエキスパートたち。やがて一同は、自分たちが謎の地球外生命体によって彼らの惑星に拉致されたことを悟る。そしてその目的が、その地球外生命体が狩猟を楽しむためだと。ロイスは渋々ながらもリーダーとなり、人類最強の殺し屋集団を率いて、恐るべき未知の敵へと立ち向かっていくが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
オリジナルのプレデターを観ていないので、比較はできないが、終始ハラハラドキドキしてエンターテイメント性の高い映画でとても楽しめた。
オープニングもいきなり空中を落ちているシーンから始まって、一気に映画に引き込まれた。
そのあともプレデターの犬に襲われたり、狂った男に殺されそうになったり・・。
ただプレデターたちの事情をもっと知りたかったというか、クラシックプレデターがなぜ囚われてるのかがずっと謎だった。それが終盤のプレデター対プレデターへつながる。この闘いはいらないというか、強いもの同士の闘い観ててもつまらない。
あと日本人ヤクザのハンゾーとプレデターの1対1も中途半端というか・・後半に出てくるプレデターはめっちゃ強いのにこのプレデターは案外弱い・・なぜ?

最初、あのエイドリアン・ブロディがこんな激しい役できるのかと思ったけど、体はマッチョだし、声もハスキーで役にぴったりだったと思う。
ちょい役で出演してるローレンス・フィッシュバーンもいい不気味さを出していてよかった。何年も生き延びてきた割りにはあっけなく死んでて残念だったけど。
イザベル役のアリシー・ブラガが超かっこよかった。あのサバサバした感じが好き。

ラストは続編を期待させるようなもので、完結しなかったのがちょっと残念。消化不良って感じ。