ボルト
白い犬のボルトはハリウッドのスタジオで育ったスター犬。TVドラマの中で、飼い主の少女ペニーを守るために改造されたスーパードッグとして無敵のスーパーパワーを発揮し、悪党たちを次々と退治していた。人間たちは、ボルトからリアルな演技を引き出すため、ドラマの中の出来事を現実と思い込ませていた。そんなある日、ひょんなことからボルトはハリウッドから遠く離れたニューヨークへと運ばれてしまう。そこで初めて遭遇した外の世界。ボルトはここにきてようやく、全てはドラマの中のことだったと知る。それでもペニーの愛だけは本物と信じ、ハリウッドを目指して長い長い旅に出るボルト。その途中でさまざまな苦難に遭いながらも、旅の仲間、やせっぽちの皮肉屋ノラ猫ミトンズやテレビおたくのハムスター、ライノに助けられながら遥か故郷を目指すボルトだったが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
映画を観ていて、トゥルーマン・ショーを思い出した。
犬にバレないようにあれこれしていたり、いかにも映画の撮影風景というシーンが楽しめた。
犬好きにはたまらない作品で、ボルトの動きとか仕草がCGとは言え本物の犬っぽくてとてもかわいくて癒された。
ハムスターのライノもとてもいいキャラをしていておもしろかった。
ボルトとミトンズとライノのハリウッドまでの道中が音楽とともに流れるんだけど、そんなにシーンは多くないのに3人の絆が深まっていくのがよく伝わってきた・・そんな気がする。
ボルトとペニーの再会のシーンは2回ともホロリときた。そして自分の犬を思い出した。
ストーリーのテンポもいいし、展開も楽しめた。
ボルトの声をジョン・トラヴォルタが担当していたのが意外だったけど、ヘアスプレーでママ役もやってるんだしこれも当然か、と思ったwどことなく声が似ていたし・・。