トイ・ストーリー3


 トイ・ストーリー3
 (原題:Toy Story 3)
 製作:2010年
 監督:リー・アンクリッチ
 声の出演:トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザック、ネッド・ビーティ

**ストーリー**
ご主人様のアンディと楽しい時間を過ごしてきたおもちゃたち。しかし、17歳になったアンディは、すでにおもちゃで遊ぶこともなくなり、また大学へ進学するため引っ越しの準備をしていた。そして、アンディの一番のお気に入りだったウッディだけが彼の引っ越し先へ持って行かれることとなり、バズや他のおもちゃたちは屋根裏部屋行きに。だが、ある手違いで危うくゴミに出されるところだった彼らは、ウッディの説得もむなしく、サニーサイドと呼ばれる託児施設行きを決断する。ロッツォというクマのヌイグルミに迎えられ、新たな遊び相手が出来たことを喜ぶ一同。ところがそこは、おもちゃを破壊する凶暴な幼児ばかりの、おもちゃにとってまさに地獄といえる場所だった。ひとりその難を逃れていたウッディは、仲間たちの危機を知り、急いで彼らのもとへと向かうのだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
大人も子供も楽しめる作品なんだけど、大人のほうがストーリーの中身を理解できるから実は大人のほうが本当の意味で楽しめると思う。ストーリーのテンポもよくて、ずっと映画に見入ってた。今までのシリーズの中で一番楽しめた作品だし、今まで観た映画の中でも上位に入る作品。
成長したアンディやモリーを見て、自分が小さい頃おもちゃと遊んでたのに、いつから遊ばなくなったんだろう・・と考えさせられた。そしておもちゃたちの想いもジーンときた。
ケンの登場のシーンが面白かった!ナルシストっぷりとか、表情が妙にリアルで面白かった。
そしてやっぱりデフォルトの状態のバズはうざいw今回はスペイン語まで喋っちゃうし。
脱出のシーンで協力するみんなの姿が本当によかった。友情の大切さを教えてくれる。
ロッツォの色合いとかモフモフ感が凄く好きなのに、あんな悪いやつでちょっと悲しくなった。ぬいぐるみ欲しかったのにな(笑)
今回のGreen Little Menもお馴染みの台詞で和ませてくれる。
最後にアンディがおもちゃを持っていってボニーと遊ぶシーンからラストまで号泣してた。アンディとウッディの絆も再確認できた気がする。
映画を観終わっても思い出して泣ける。そして自分が昔遊んでたおもちゃとかぬいぐるみを取り出してギュッとしたくなった。