恋は突然に。
結婚間近に婚約者を亡くし、急遽彼の葬式を執り行うことになったグレイ。また彼女は、ひょんなことから婚約者の親友だったデニス、サミー、そしてフリッツと共同生活を始めることに。しかし、グレイは亡き婚約者の身辺整理をしていくうち、彼には別の女性の存在があり、さらに彼女との間に隠し子がいることを知ってしまう。やがて、その女性モーリーンが息子を連れて現われ、事情を理解するも複雑な心境のグレイ。そんな彼女は一方で、フリッツと惹かれ合っていくのだが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
亡き婚約者のグレイディのことを皆「いい奴だった」ってしきりに言うんだけど、浮気してしかも子供もできてそれをずっと内緒にしてお金まで送ってたっていう時点でろくでもない男だとと思って、グレイの悲しみに全然共感できなかった。
後にまぁ子供はグレイディの子じゃないってわかるんだけど、そのあとグレイが「理由もなしにグレイディが子供にお金を送るはずがない」っていうんだけど、そりゃ自分の子供だと思ってたからお金を送っていたのであって、自分のじゃないってわかってたらそんなことしないだろって思った。この映画の一番のつっこみポイント。
モーリーンの変な健康意識のキャラもよくわからなかった。大人にはそういうものを食べさせて、子供にはマックを食べさせるシーンが「??」だった。
フリッツとグレイがなぜ惹かれあうのかもわからないし、デニスのほうがよっぽどいい人でお似合いだと思った。
この映画の撮影中、主演のジェニファー・ガーナーは妊娠中だったから比較的ゆったりとした服を着ているんだけど、最後のシーンだけキャミソールを着ていて、思いっきり妊婦でなんだか映画の世界から引き離されて残念だった。