ある日モテ期がやってきた


 ある日モテ期がやってきた
 (原題:She's Out of My League)
 製作:2010年
 監督:ジム・フィールド・スミス
 出演:ジェイ・バルシェル、アリス・イヴ、T・J・ミラー、マイク・ヴォーゲル

**ストーリー**
冴えない非モテ系男子カークはひょんなことから、文句のつけようのない美女モリーと付き合うことに。いわゆる“モテ期”がついにやってきた?と幸福感に浸る暇もなく、自分に自信のない彼は「ダメ男な自分が完璧な彼女と釣り合うはずがない」といじけてしまい、彼女の愛情を素直に受け入れられない。 一方、完璧なはずのモリーにも、その美貌からは想像もつかない意外なコンプレックスがあって・・・悩み多きふたりの関係の行方は?


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
「ある日モテ期がやってきた」っていう邦題だから、カークが色んな人からモテるんだろうなって思ってたら、全然そんなことなくて予想外だった。
モリーもカークと付き合うことにしたのは、「傷つかないから」っていうのがきっかけらしいけど、そんな状態でそもそもモリーは誰かと付き合う必要があったのだろうか??そこが謎だった。別にシングルでいればよかったのに。しかも最後までモリーは自分の父親と向き合わずにずっと嘘をつきっぱなしだったし。
完璧なモリーのコンプレックスにも拍子抜け。そういう展開なのは仕方ないけど、自分の足を気にする前に、まずは父親にちゃんと真実を伝えろって思った。
カークの家族もクソばかりなんだけど、唯一お母さんがよかった。あとカークの友達もそれなりによかった。
終盤、飛行機の中でカークが家族や元カノに暴言を吐くシーンが面白かった。
全体的にストーリーに無理矢理感があったのが残念。ジェイ・バルシェルが今波に乗ってきてるから取り合えずラブコメに出すかって感じ。