エクリプス/トワイライト・サーガ


 エクリプス/トワイライト・サーガ
 (原題:The Twilight Saga: Eclipse)
 製作:2010年
 監督:デヴィッド・スレイド
 出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、アシュリー・グリーン

**ストーリー**
人間とヴァンパイアという禁断の壁を越え、再び結ばれたベラとエドワード。しかし恋人をエドワードに殺された敵ヴァンパイア・ヴィクトリアは次々と凶暴なヴァンパイアを誕生させ、敵討ちにベラの命を執拗にねらっていた。 ヴィクトリアが生んだ新進のヴァンパイア集団の襲撃に備える為、エドワードは恋のライバルであり、天敵でもあるオオカミ族のジェイコブと手を組むことに...。ベラを守る為、オオカミ族の掟を破り全てを捧げるジェイコブの愛。全面戦争を前にますます加速する究極の三角関係。激しく揺れる恋心の行方は?


**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
トワイライトニュームーンに続くシリーズ3作目。
原作だと、ジェイコブいきなり積極的すぎだろって少し思ったけど、映画の中では自然に表現されているのがよかった。エドワードもいいけど、やっぱりジェイコブの積極さもいい。ジェイコブを演じているテイラー・ロートナーのほうがかっこいいし。
これは原作でも同じだけど、ベラはエドワードのことを愛していて、「早くバンパイアにしてほしい」ってあんなに言っているのに、どうしてジェイコブともキスしているのかとかがわからない。辛いとき助けてくれたからって言うのはわかるんだけど、でももうバンパイアになるって決まってるんでしょ??なのにどこで引っかかってるの??って矛盾しているようで凄くモヤモヤする。
ベラの感情以外では、ストーリーの展開が早く、アクションも恐らく最初のほうよりは多いので楽しめる。そして、ロザリーとジャスパーの過去も知れる。特にロザリーのバンパイアとしての想いはグッとくるというか、今まではちょっと嫌な奴だったけど、その理由が明かされる感じ。
監督が変わっても、チャーリーの面白さが変わらないのが個人的に嬉しい。やっぱりチャーリーはツボ。そしてベラとチャーリーのやり取りの気まずい感じが面白い。