ニュームーン/トワイライト・サーガ


 ニュームーン/トワイライト・サーガ
 (原題:The Twilight Saga: New Moon)
 製作:2009年
 監督:クリス・ワイツ
 出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング

**ストーリー**
18歳の誕生日を迎えたベラ。しかし、永遠に17歳のままでいる恋人のヴァンパイア、エドワードより年上になってしまう現実を受け入れられず、絶望感に浸っていた。そんな中、誕生パーティの席で事件が起こる。指を切ったベラの血に引き寄せられたエドワードの家族が彼女に襲いかかり大混乱となってしまったのだ。エドワードたちカレン一家はベラの身を案じ、この町を去ることを決意する。愛するエドワードから突然別れを告げられたベラはますます打ちひしがれる。そんな彼女を励まそうと寄り添う幼馴染みのジェイコブ。ところが、やがて彼にある異変が起こり始める。彼は、ヴァンパイアと敵対する狼族の末裔だったのだ。そしていま、狼族としての遺伝子が覚醒を始めたのだ。一方、次第に元気を取り戻していくベラは、自分の身を危険にさらすとエドワードの幻影が見えることに気付く。そして、その幻影を追い求めるあまり自らを窮地に追い込むようになるベラだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
トワイライト・サーガの2作目。
前作トワイライトがよかったため、今回も期待していたんだけど、ちょっと惜しい感じ。
2時間を超える映画なのに、全然長さを感じなくてあっという間に終わってしまった。
原作を読んだのが2年以上前で、内容を忘れちゃったりしてるんだけど、もうちょっと板ばさみにされたベラの葛藤や、エドワードやジェイコブの葛藤を見たかったな。シリーズの中でも今作が一番ダークで、それ故登場人物たちのそれぞれの想いが凄く重要な気がする。
今作はエドワードや他のカレン家はほとんど映ってませんw
でも顔的にはロバート・パティンソンよりもテイラー.ロートナーのほうが断然かっこいいと思うので、ジェイコブが沢山観れてよかった。
前作ほどではないけど、相変わらずベラのお父さんがいいキャラをしていてよかった。
原作を読んでいるときはストーリーに夢中であまり感じなかったんだけど、映画で改めて観ると、というか映画の演出のせいかもしれないけど、ベラって本当に自己中で、ちょっと嫌な子だなって思った(笑)ジェイコブを上手く利用してその気にさせておいて、エドワードが戻ってきたらすぐポイだし、友達とも近づいたり離れたり、適当に誘ってはすぐ消えるし・・。絶対友達にはなりたくないなって思ったw
そしてエンディングが「えーーーー!!!」って感じ。なんでそこで終わりにするのかなー。何か謎めいてればまだわかるんだけど、映画観てたらベラの答えなんて100%わかるし、全然サプライズじゃないよー。この映画で一番期待はずれの部分。
前作よりもベラの顔色がよくなったと思うんだけど、気のせいかな?
ダコタ・ファニングが本当にちょい役でびっくりした。もう少しあのイタリアでのシーンを描いてほしかったな。
今回も音楽がとてもよかった。映画とマッチしていた。