サンシャイン・クリーニング
かつては学園のアイドルだった姉のローズだが、30代の今は問題児の息子オスカーを抱えたシングルマザー。仕事も冴えないハウスキーパーで、おまけに学生時代の恋人と腐れ縁のまま不倫中。一方の妹ノラは、いまだに自立できずに父親と同居中。仕事も自覚が足らずにバイト先も長続きしない。父親も父親で一攫千金を狙って怪しげなお菓子の訪問販売に手を出すダメおやじ。そんな中、息子と家族のためにと、ローズは割のいい仕事を求めて事件現場のハウス・クリーニングを始めることに。嫌がるノラも無理やり手伝わせたものの、最初は現場の予想以上の惨状に悪戦苦闘する2人だったが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
リトル・ミス・サンシャインの製作チームが手がけていることから、"サンシャイン"シリーズの第2弾と言われている今作。
リトル・ミス・サンシャインにも出演していた、アラン・アーキンとメアリー・リン・ライスカブが今作にも出演。
リトル.ミス.サンシャインと同様に淡々と、そして非常にほのぼのと進みます。
高校時代は花形だったローズは今は負け犬って感じで、ベビーシャワーのシーンは本当にかわいそうだった。ウィンストンに自分は不器用なんだって伝えるシーンも悲しかった。
ノラは一見凄く強そうで、サバサバしてるんだけど、実はおっちょこちょいだったり、凄く繊細。
だらしないところが最初イライラしたけど。
オスカーは周りの人(主におじいちゃん)の言うことを鵜呑みにしたがために学校で変な子扱いされちゃって、かわいそうだった。でも本当は頭が冴えてて、おじいちゃんを手伝ったりしていていい子。
おじいちゃんは余計なことも言うし、変な商売にばかり手を出しているんだけど、本当に家族を愛してるんだなっていうのが伝わってきてよかった。
ラストは心温まる感じでよかった。パイのシーンもよかった。
ローズはウィンストンといい感じになるのかな。
そしてやっぱりアラン・アーキンの存在感が凄い。物語を引き締めてる感じ。
マックを演じたスティーヴ・ザーンはパーフェクト・ゲッタウェイでの印象が強すぎて、豹変するんじゃないかとビビッてたw今作も凄く嫌なやつだった。