クライム・アンド・パニッシュメント

 クライム・アンド・パニッシュメント
 (原題:Crime and Punishment in Suburbia)
 製作:2000年
 監督:ロブ・シュミット
 出演:モニカ・キーナ、ヴィンセント・カーシーザー、エレン・バーキン、マイケル・アイアンサイド


**ストーリー**
カリフォルニア郊外。高校生ロザンヌは美人で、彼氏もアメフト部のスタープレーヤー。誰からも羨望の眼差しで見られる憧れの存在。一方、彼女を慕いながらも、いつもカメラのファインダー越しにしか彼女を見ることができない内気な青年ヴィンセント。ロザンヌもそのことは承知していたが、人気者の証ととくに取り合うことはなかった。そんなある日、母マギーが家を出てしまう。義父フレッドと二人だけの日々が始まるが、ある夜、ロザンヌはフレッドに犯される。ショックを受けたロザンヌは恋人ジミーと共謀しフレッド殺害を計画、実行するのだが……。



**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
まず、ヴィンセント・カーシーザーがそのまま『ヴィンセント』っていう役名で最初、『皆本名かな??』って一瞬焦りました(笑)全体的にどよ~んとした重い映画です。でも飽きずに観れました。義父の殺害シーンは怖くて汗かきました。でもそのあとのロザンヌと彼氏の苦しみとか葛藤が伝わってきて、こっちまで悪いことをした気分になりました。その全てを知ってたヴィンセントは恐ろしくも冷静だったのがちょっと怖かったです。最後までロザンヌを思いやってた気持ちが素敵だったけど絶対にロザンヌの立場にはなりたくないな~って思いました。