陽だまりのグラウンド

 陽だまりのグラウンド
 (原題:Hardball)
 製作:2001年
 監督:ブライアン・ロビンス
 出演: キアヌ・リーヴス、ダイアン・レイン、ジョン・ホークス、D・B・スウィーニー


**ストーリー**
スポーツのギャンブルにのめりこんで人生を踏みあやまった男、コナー・オニールは、総額1万1千ドルの借金を作った上、バーで大暴れしたため留置所にぶち込まれる。親友ティッキーに保釈金を払ってもらい、留置所から出たコナーを待ち受けていたのは、執拗な借金の取立て。6千ドルの借りを週毎の分割払いにすることで話をつけ、幼なじみのジミーに借金を申し込んだ。そこで彼は、週500ドルで少年野球チーム"キカンバス"のコーチを務めるという話を持ち出される。仕方なくコーチを引き受けたコナーを待っていたのはシカゴのスラム街に暮らす貧しい子どもたちだった。最初は嫌々やっていたコナーも、劣悪な環境にもめげず一生懸命野球を楽しむ子どもたちの姿に、心を解きほぐしていくのだった。大会が始まり、キカンバスは順調に勝ち上がっていく。そして最後は。。



**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
この映画はすごく好きです。とにかく環境が悪くて、道具がボロボロでも何事にもめげずに一生懸命野球を練習しようという子供たちの姿に心を打たれました。あと、子供たちの笑顔がすごくいきいきとしています。終盤は涙なしでは見れません。特に、コナーがスピーチを読み上げる場面ではボロボロ泣いてしまいました。治安の悪い環境の中でも力強く生きる子供たちとキアヌの人間味あふれる演技に感動しました。野球を知らない人にも見てもらいたい作品です。仲間の大切さをしみじみと感じました。