シドニー・ホワイトと7人のオタク


 シドニー・ホワイトと7人のオタク
 (原題:Sydney White)
 製作:2007年
 監督:ジョー・ヌスバウム 
 出演:アマンダ・バインズ、サラ・パクストン、マット・ロング、ジャック・カーペンター

**ストーリー**
現代版白雪姫。
シドニー・ホワイトは9歳のときに母親を亡くし、それ以来父親と父親の建設会社の仲間という、男だらけの中で育てられた。
大学へ通うため奨学金をもらい、母親の母校へ行き、同じ女子学生クラブに入ることを楽しみにしていた。そうするころで少しでも母親と繋がっていたかったのだ。しかしそこに待ってたのは女だらけの世界。厳しい入門テストにひどいイジメ。耐えられなくなったシドニーは逃げ出し、「ボルテックス」と呼ばれている家に住むことになる。ここには7人のオタクが住んでいて、こういったはみ出し者が吸い込まれるボルテックス(渦)なのだ。
7人と仲良くなったシドニーは、人気者が好き勝手に支配する生徒会を変えるために、オタクの一人を会長に立候補させることにするのだがそこには問題が・・。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
楽しい!!やっぱりアマンダ・バインズの映画は元気をくれます。若手の女優の中ではアマンダ・バインズが一番コメディセンスがあると思います。笑われることを恥ずかしがらず、むしろ楽しんでるっていうか。
コメディの部分は面白い。7人のオタクも皆個性的だし、レニーとジョージは普通にかっこいいし(笑)オタクのシーンが一番面白いと思う。
最初にシドニーが友達になるディンキーも本当に可愛くて、嫌な奴になるんじゃなくて、意外な展開になるのがいい!
ただ・・シドニーが好きになるタイラー・・あまりかっこよくない(汗)タイラー役のマット・ロングはゴーストライダーで観たときは凄くかっこよかったのに。レニーのほうがかっこいいwタイラーがシドニーをいつ好きになったのか、どこに惹かれたのか全くわからないし。いきなり図書館に現れて歌を歌うのはロマンチックでいいけど・・「好きになってたの??」って感じ。レイチェルたちみたいにオタクたちをバカにしてたじゃん~。ということで、ロマンス部分はいまいち。
最後のシドニーのスピーチはホロリ
ときます。
ぜひ日本でもDVD発売してほしい作品!