アメリカン・ビューティー
広告代理店に勤め、シカゴ郊外に住む42歳のレスターは一見幸せな家庭を築いているように見える。
しかし不動産業を営む妻のキャロラインは見栄っ張りで自分が成功することで頭がいっぱい。娘のジェーンは典型的なティーンエイジャーで、父親の事を嫌っている。自分自身も中年の危機を感じていた。
そんなある日、レスターは娘の応援を見に行って、彼女の親友に恋をしてしまう。 そのときから、諦めきったレスターの周りに完成していた均衡は徐々に崩れ、彼の家族をめぐる人々の本音と真実が暴かれてゆく。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
中流家庭の崩壊を描いていて、皮肉たっぷりの映画。ただ、評価が高いから過度に期待したせいか、想像と違ってちょっと残念。
この映画でのキーポイントは薔薇と、赤色だった。いたるところで出てきます。レスターがファストフード店で働き出すシーンが面白かった。
映画の冒頭からレスターが死ぬってわかっているのが面白かった。どうやって死ぬんだろう??って映画に見入ってしまう。バーンハム家の崩壊はもちろん、隣人のフィッツ家の関係も凄く不思議だった。奥さんがなぜあんなだったのか説明がなくて謎だけど。
アンジェラを演じた、ミーナ・スヴァーリが可愛かったw