サーティーン あの頃欲しかった愛のこと
素直で真面目な13歳の少女トレイシー。両親の離婚後、母メラニーや兄と暮らしていた彼女は、学校の人気者でクールな少女イーヴィと友だちになる。彼女の影響で、トレイシーは派手なメイクやボディピアスなどそれまでは考えもしなかった過激なファッションをし、母親にも悪態をつくようになる。そんな娘の変貌ぶりに戸惑いを隠せないメラニー。恋人や元夫はまるで相談に乗ってくれず、彼女は一人苦悩を深くする。トレイシーの非行は留まるところを知らず、やがて酒を覚え、いつしかセックスやドラッグといった危険な快楽の世界に溺れていく…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
イーヴィ演じるニッキー・リードが13歳のときにこの脚本を書いたなんて・・凄いの一言。しかもニッキー・リード=トレイシーで、自分の体験を基にしているのも・・恐ろしい(笑)
ちょっと背伸びしたり、親に反発する心境は凄くわかるんだけど、13歳でここまでいくと・・周りの環境の影響って大きいんですね。
トレイシーのお母さんも、イーヴィの叔母のブルックも、子供のことを心配してそうに見えて、本当は全然見てなくて、矛盾してるのが凄く気になった。
最後のイーヴィの行動もひどいねー。イーヴィが家族の形に憧れて、トレイシーの家にいたんだろうけど、家に帰されたからってそこまでするかなぁ。ブルックも信じてるのがひどい。
「ん・・」って納得できないところもあるけど、まぁ観てよかったかな。