チェンジリング
1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳の息子ウォルターを女手一つで育てる傍ら電話会社に勤め、せわしない日々を送っていた。そんな彼女はある日、休暇を返上してウォルターをひとり家に残したまま出勤する羽目に。やがて夕方、彼女が急いで帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方、自らも懸命に息子の消息を探るクリスティン。しかし、有力な手掛かりが何一つ掴めず、非情で虚しい時間がただ過ぎていくばかり。それから5ヶ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。そして、ロス市警の大仰な演出によって報道陣も集まる中、再会の喜びを噛みしめながら列車で帰ってくる我が子を駅に出迎えるクリスティン。だが、列車から降りてきたのは、ウォルターとは別人の全く見知らぬ少年だった…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
実話を基に作られたということで、本当にこんなことがあるのかと信じられなかった。特に、ロサンゼルス警察の行動は恐怖さえ感じた。
アンジェリーナ・ジョリーってタフな女の役が多いイメージだけど、今回はタフなお母さん。
真っ赤な口紅が少し怖いのと、台詞の繰り返しの多さがちょっとウザかったけど、息子を想う母親の気持ちがひしひしと伝わってきた。
ロス市警の不正に日々立ち向かったブリーグレブ牧師と、不正だらけのロス市警の中で、上司からの圧力を受けながらも少年の言うことに耳を傾けたヤバラ刑事の勇気は凄いを思う。
映画を観たあとに、実際の事件のことを調べたが、映画とは違うこともあってさらに驚いた。
Wednesday, March 11, 2009
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06.洋画☆た行,
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ミステリー・サスペンス
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