マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
共にジャーナリストのジョンとジェニーは、結婚を機にミシガンから温暖なフロリダへ引っ越し、新生活をスタートさせた。また、子供が欲しいと願うも親になる心構えが整っていなかった2人は、子育ての予行演習にと子犬を飼うことに。そして、ジェニーの誕生日プレゼントとしてやって来たクリーム色のラブラドール・レトリーバー、“マーリー”が晴れて一家の一員となる。しかし、マーリーは夫妻の手に負えないほど元気が有り余っていた。ほかの犬や飼い主に飛びかかった挙げ句に顔中をヨダレまみれにし、家具を噛みちぎっては何でもかんでも食べたがる。さらには雷に異常なほど怯え、犬の訓練学校ではインストラクターからお払い箱にされる始末。それでも夫妻はマーリーとの忙しくも楽しい日々に心癒されていく。そんな中、彼らはついに子供を持とうと決意し、ジェニーはめでたく妊娠するのだが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
観終わったら、ギュッと犬を抱きしめたくなる映画。
こういう映画って、大体90分くらいなイメージだったけど、2時間近くあってびっくりした。その分中身もいっぱい詰まってて、よかったかな。マーリーのエピソードが意外と少なくて、もっと入れてほしいなと思ったけど。でも実話が基だから、犬だけのことじゃなくて、結婚して子供育てる大変さ、それに伴う喜びや悲しみ、苦しみが描かれていて、凄く現実的でよかった。
マーリーの躾教室でのエピソードが面白かった。もうマーリーが可愛くて可愛くて。私が飼っているのはトイプードルだけど、マーリーみたいな大きい犬もいいなと思った。
犬好きとしてはもっと早く観たかったんだけど、ラストがどういう展開か明らかだったし、絶対に泣くから今まで観なかったんだけど・・やっぱり泣いたねwもう切なくて悲しくて。マーリーの悲しそうな瞳、最期の姿、家族のマーリーに対する愛情、パトリックがビデオを観ている姿・・それぞれの想いを考えると自分と重なって号泣。