告白


 告白
 製作:2010年
 監督:中島哲也
 出演:松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人


**ストーリー**
とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
今まで原作⇒映画となった作品で、私が両方知っている作品の中では、一番原作に忠実。
森口先生が淡々と感情もなく語る口調や、犯人Bの母親が息子の前では声も高くて優しいのに、告白する場面では凄く冷酷な口調だったのがイメージとぴったりだった。
細かい描写だったり、シリアスな出来事もちょっとコミカルに描いていたりするこだわりも面白かったし、特に映像に凄くこだわってるなと思った。最後の爆破シーンも壮大でちょっと長いなとも思ったんだけど、でも迫力はあった。

ところどころダンスが出てきたりして、エンドロールに「タンバリン指導 ゴンゾー」と出ていて笑えたwゴンゾーがこんなところでも活躍していたとは。