アウトレイジ
関東一円を仕切る巨大暴力団組織、山王会。その若頭である加藤は、傘下の池元組と弱小ヤクザ、村瀬組の接近を警戒し、組長の池元に村瀬組を締めるよう命じる。そこで池元は、配下の大友組にそれをそのまま丸投げ。弱小組織ながらも武闘派の大友組は、毎度、池元からやっかい仕事ばかりを押しつけられていた。さっそく村瀬組を締め上げにかかる大友組だったが…。。
＊＊感想＊＊(ネタバレあり)
★★★☆☆
加瀬亮の変貌っぷりと英語力に何よりもびっくりした映画。
今回の映画は海外の映画祭では評判が悪いとか、そんなことをニュースで見た気がするが、そこまで酷評される理由がわからないな。でも確かにこの映画は「芸術」というよりかは、「エンターテイメント」って感じ。北野武監督の他の作品を観たことがないからなんとも言えないが・・。
痛々しいシーンもあって、そういうのは怖くて見れなかった。本当にこういう世界があるんだと思うと恐ろしい。
笑えるシーンもあってエンターテイメント性が強いんだけど、私はその世界のことを全く知らないし、登場人物が多いから後半まで名前が覚えられないし、上下関係もイマイチ理解できなかった。この辺は外国の人が観ても苦しむところかも。
キャストがめちゃめちゃ豪華で、特に三浦友和がダンディでかっこよかったし、椎名桔平の渋さも増しててかっこよかった。
人がバタバタ殺されていく様はディパーテッドを思い出した。