レポゼッション・メン


 レポゼッション・メン
 (原題:Repo Men)
 製作:2010年
 監督:ミゲル・サポチニク
 出演:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ

**ストーリー**
人工臓器の進歩で延命が可能となった近未来。しかし、人工臓器は高額なため、人々は製造元のユニオン社が用意する高利のローンを組まなければならなかった。そしてひとたび滞納すれば、ユニオン社が送り込む回収人“レポメン”によって、否応なしに人工臓器を回収される非情な現実が待っていた。レミーとその相棒ジェイクは、そんなユニオン社の中でも指折りのレポメン。しかしレミーは、この仕事に批判的な妻の希望を聞き入れ、足を洗うことに。ところが最後の仕事に向かった彼は、回収の最中にアクシデントに見舞われ気絶してしまう。そして、ベッドの上で意識を取り戻した彼の身体には、ユニオン社の高額な人工心臓が埋め込まれてしまっていた。やがて返済も滞り、ついにはレポメンから追われる身となってしまったレミーだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
ジュード・ロウのかっこよさは私にはいまいちわからないんだけど、今作では普通に見えた!不思議と髪型が気にならなったw
ストーリーは面白いんだけど、B級っぽいグロさと面白くしようとしてるんだけど面白くないレミーのナレーションで途中凄く眠かった。ベスがひざを治してもらうシーンは面白かった。
なんでもかんでも鵜呑みにするのはよくないなと思った。だってラストが全く想像つかなくて驚いた。だけどそれと同時に「えーー夢オチかよ」っていうのと「お前どんだけ友達好きなんだよ」(その前にも描写はあったけど)っていう残念なモヤモヤ感が残った。でも思い返すと確かに予兆はあった。M5の広告はさほど気にしなかったんだけど、子供がお母さんを撃ったり、本部でも案内図に「ピンクのドア」と書いてあったり、不自然に皆が襲ってきたり、ジェイクが急に協力的になったり・・。白い部屋の中で自分たちをレポしているシーンが一番グロかった。あ、タイプライターを落とすシーンもグロかった。
レミーは小さい頃からアメリカ英語を話す人に囲まれているのに、イギリス訛りだったのが終始気になった!!そんな設定なら普通にアメリカ人をキャスティングしてほしかったな。