パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々


 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
 (原題:Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief)
 製作:2010年
 監督:クリス・コロンバス
 出演:ローガン・ラーマン、ピアース・ブロスナン、ユマ・サーマン、アレクサンドラ・ダダリオ

**ストーリー**
未だ父親の存在を知らずに母親サリーと暮らしてきた17歳のパーシー・ジャクソンは、学校に溶け込めない落ちこぼれ。そんな彼も何故か水の中にいる時だけは心を落ち着かせることが出来た。だがある日、パーシーは、“ゼウスの稲妻”を返せ!と叫ぶ恐ろしいクリーチャーに襲われ、母がさらわれる信じがたい事態に遭遇する。また、学校のブルナー先生や親友グローバーらがそれぞれ“デミゴッド”というギリシャ神話の神々と人間のハーフであること、そして自分自身も海の支配者ポセイドンを父に持つデミゴッドだという衝撃の事実を知らされるパーシー。さらに彼は、全能の神ゼウスから何者にも勝るパワーを秘めた最強の武器である“稲妻”を盗んだ犯人と見なされてしまっていた。“稲妻”を2週間後の夏至までにゼウスのもとへ戻さなければオリンポスの神々が決裂し、地上は破滅の危機に追い込まれることから、パーシーは一刻も早く真犯人を突き止めて母を救い、“稲妻”をゼウスに返すため、仲間と共に重大な使命を背負う旅へ出るのだが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
思ってたよりも楽しめた!ユマ・サーマンとロザリオ・ドーソンがちょい役で出ていたのはびっくりした。
ストーリーもわかりやすいし、早い段階でアクションとかが始まってテンポもいいから楽しめた。
グローバーのキャラが個人的には好きだった。
ただ、現実世界に戻ってくるためにパールを集めるのが簡単すぎたり、そもそもラスベガスでの麻薬入りクッキーの下りはないだろって思った。もっと他にアイディアなかったのかなー。あのクッキーが出てきたときはちょっとげんなりした。
ルークとの対決シーンも、稲妻を持ってるほうがそれで相手をさっさとやっつければいいのに、なんでわざわざ逃げたり剣を使うんだよって変に冷静になってしまった。
最後、デミゴッドと神々の共演シーンでは、神々の大きさにびっくりした。この映画で一番びっくりしたかも(笑)
パーシーが常にお母さんのことをゲイブから守ってた姿がよかった。エンドロール中に流れたゲイブの最後もそういう意味ではよかった。