ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
綿花栽培の小作で生計を立てる貧しい家庭に生まれたジョニー・キャッシュ。酒に溺れ、暴力を振う父に怯える毎日だったが、そんな彼の心の支えは優しい兄ジャックとラジオから流れてくる少女ジューン・カーターの歌声。ところがある日、その最愛の兄が事故で亡くなってしまう。父はお気に入りのジャックのほうが死んだことを嘆き、そのことがさらにジョニーの心を深く傷つける。やがて成長したジョニーは2年の軍隊経験を経て初恋の女性ヴィヴィアンと結婚、訪問セールスの仕事に就く。しかし仕事はうまく行かず、趣味のバンド演奏をまるで理解しないヴィヴィアンとの間にも溝が深まるばかり。その後、プロのミュージシャンとなったジョニーは、全米中をツアーする中で、少年時代の憧れ、ジューン・カーターとの共演のチャンスを得るのだった。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
ジョニー・キャッシュの人生を映画化したもの。ジョニー・キャッシュは名前くらいしか知らないんだけど、ジューン役のリース・ウィザースプーンが大好きで観た作品。
確かに父親はジョニーにひどいことをずっと言い続けるんだけど、ジョニーもジョニーで凄く自己中で無責任で観ていてイライラした。完全に富と名声に溺れてた。ヴィヴィアンに対する態度もひどいし、浮気も散々するし。
ジューンもなんでジョニーにあんなに振り回されても尚、彼の元に行ったり、結婚しようとまで思ったんだろう。そこが理解できなかった。
でも小さい頃ラジオで聴いていた憧れの人と結婚にまで至ったのは凄いと思った。
ホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンの歌声が素敵だった。