怪盗グルーの月泥棒


 怪盗グルーの月泥棒
 (原題:Despicable Me)
 製作:2010年
 監督:クリス・ルノー、ピアー・コフィン
 声の出演:スティーヴ・カレル、ジェイソン・シーゲル、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース

**ストーリー**
大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン”を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
3Dで鑑賞した作品。
もっとミニオンたちが活躍する映画かと思いきや、グルーと3姉妹の女の子たちにストーリーの重点が置かれていてびっくりしたんだけど、とても心温まる作品だった。最後にグルーが絵本を作ってそれを読んであげるシーンと最後にハグをしてもらいたくて待ち受けているミニオンたちの列が特に可愛かった。
3Dを活かして、ジェットコースターのシーンは本当に乗っているかのような感覚でとても面白かった。あとエンドロールでのミニオンたちのやりとりも面白かった。
ミニオンたちは可愛いんだけど、あまりにも正体が不明なので、今度はミニオンたちの暮らしとか特性を題材にした映画が観たいと思った。