エグザム
とある有力企業で行われた採用試験。夢のような報酬を約束されたただ1つの枠をめぐり、多くの志願者が殺到する中、難関をくぐり抜け最終試験に残った国籍も年齢も異なる8人のスペシャリストたち。会場となるのは窓一つない密室。なぜか武装した警備員が待機する中、試験監督から試験の説明が行われる。ルールは3つ。1)試験監督、または警備員に話しかけてはならない。2)自分の試験用紙を破損してはならない。3)部屋から出てはならない。やがて、試験時間80分のスタートが告げられ、受験者たちが試験用紙を裏返すと、そこには何も書かれていないまったくの白紙が…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
観ていて、先日鑑賞したインシテミルを思い出した作品。
インシテミルよりは面白いんだけど、やっぱりラストがなーという感じ。
謎解き系の映画はオチが大事であり、凄く難しい部分で、きっとどんなオチでも賛否両論あるものだから、こういう映画を作る人は凄いなと思った。
途中までは凄くよくて引き込まれるんだけど、中盤から少しダラダラして、最後のオチの大事な部分を急ぎすぎて拍子抜けしてしまった。しかもそのオチも「結局書いてあるのかよ!」って感じだった。
自分のほしいものを手に入れるために人はどこまでやるか、そしてストーリーを観てなんとなく、精神的に病んでいる人が正しことを言っていたり、実は賢かったりするんだから見下すなよって伝えているような気もした。あと頭脳とか技術云々よりも、結局はどんな人でも信じてみる心が大事だよと。CEOの下りからそんなことを感じた。
Saturday, December 11, 2010
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03.洋画☆あ行,
ミステリー・サスペンス
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