ヒラリー・ダフ ハツ☆コイ
17歳の夏休み。再婚した母親の願いで祖父母の家に預けれることになったグレタはふてくされていた。優しい祖父母に出迎えられても怒りがおさまらない。そんなある日、暇をもてあまし、海辺のレストランでウェイトレスの仕事を始めることにしたグレタ。そこで少年院あがりだという同世代の少年ジュリと出会い、彼に惹かれていくが…。
**感想**(ネタバレあり)
★☆☆☆☆
日本版のDVDのカバーと「ハツコイ」というタイトルから、ヒラリー・ダフが普段出演しているようなポップでキュートな映画を想像するけど、実際はそんなことがなく、詐欺だと思った。
いくら思春期でもグレタの精神状態が不安定すぎて、同情するどころかずーっと続くグレタのわがままや身勝手な行動にイライラした。反抗するならまだしも、無理矢理バイトを始めたり、お客さんに悪態ついたり、意図がよくわからない行動が多すぎ。
ジュリとのいわゆる「ハツコイ」も微妙な感じ。2人が今後付き合っても絶対続かないだろって思った。
この映画で唯一よかったのはおじいちゃんかな。おじいちゃんの理解力と優しさはよかった。
あんなに崩壊していた家族3代が次のシーンで仲良しになっていて、その急展開っぷりに驚いた。ラストを急ぎすぎた感じだった。