奇人たちの晩餐会


 奇人たちの晩餐会
 (原題:Le Diner De Cons)
 製作:1998年
 監督:フランシス・ヴェベール
 出演:ジャック・ヴィルレ、ティエリー・レルミット、カトリーヌ・フロ、ダニエル・プレヴォスト

**ストーリー**
編集者のピエールは、毎週水曜日、友人にそれぞれ一人づつ身近の奇人を連れてこさせ晩餐会を開いていた。そして今夜ピエールが選んだのは、税務署に勤めるお喋り男ピニョン。そんな主催者の悪意も知らず大喜びで晩餐会へ赴くピニョン。しかし、この日に限ってピエールはゴルフで腰を痛め、おまけに妻は愛想を尽かして家を出てしまった。晩餐会は中止になったものの、奇妙な夜は刻々と更けていくのだった…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
4年くらい前に大学のフランス語の授業で初めて観た今作。
アメリカでリメイク版が製作されたので、それを観る前にこちらを予習的な意味で観直しました。
「奇人たちの晩餐会」という映画の割には実際の晩餐会のシーンはなく、腰を痛めて晩餐会に出席できなくなったピエールと、連れて行くはずだった変わり者のピニョンの交流(?)を描いています。
このピニョンが本当に曲者で、最初は笑えるんだけど、だんだんとイライラが溜まってくる(笑)
何回も許してあげてピエールが本当に優しく見えた。私だったらとっくに無視していただろうに・・