恋とニュースのつくり方


 恋とニュースのつくり方
 (原題:Morning Glory)
 製作:2010年
 監督:ロジャー・ミッシェル
 出演:レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートン、パトリック・ウィルソン

**ストーリー**
失業中のTVプロデューサー、ベッキーは、ニューヨークのローカルTV局に採用され、朝の情報番組を任される。だが、その番組“デイブレイク”は超低視聴率で局のお荷物。さっそく番組の立て直しに取り掛かったベッキーは、彼女がこの業界を志すきっかけとなった憧れの存在である伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイにキャスター就任を依頼。やがて、畑違いのために不可能と思われていたマイクの抜擢を見事成功させ、一躍局内で注目の的となる。またその一方、女性社員に人気の先輩プロデューサー、アダムと惹かれ合っていくベッキー。全ては順調に進むかに思われたが、いざ番組が始まってみると、マイクはプライドばかりが高くてベッキーの指示には従わず、パートナーのお局キャスター、コリーンとも衝突を繰り返す始末。こうして視聴率は悪化の一途を辿り、ついには上司から6週間以内に視聴率をアップさせなければ番組を打ち切ると宣告されてしまうベッキーだったが…。


**感想**(ネタバレあり)
★★★★★
久しぶりに頑張る元気をくれる映画を観た気がする。
観終わったあとの爽快感がなんとも言えないのと、「自分の夢のためにやるしかない」っていう気持ちにさせてくれる。
ベッキーが上司たちに苦しむ姿は本当に共感できた。だからベッキーがマイクにキレて叫ぶシーンが気持ちよかった。私もあんな風にできればいいのにw
マイクは嫌な奴なんだけど、皮肉たっぷりの発言には笑ってしまうし、コリーンの負けず嫌いっぷりと体当たりのレポートも面白かった。
マイクとコリーンのコンビも面白くて、番組内でお互いに皮肉発言をしたり、どっちが最後に「さようなら」を言うか争っていて笑えた。
ラストもほのぼのしていてよかった。

ベッキーを演じたレイチェル・マクアダムスが超可愛かった。
ハリソン・フォードのお堅いキャスターっぷりとダイアン・キートンのお茶目な姿も観ていて楽しめた。
あと主題歌が最高!!Natasha BedingfieldのStrip Meという曲なのですが、映画とマッチしていて、勇気をくれる素敵な歌。