Dr.パルナサスの鏡
2007年、ロンドン。パルナサス博士率いる旅芸人一座がやって来る。出し物は、心の中の欲望を鏡の向こうの世界に創り出す摩訶不思議な装置“イマジナリウム”。しかし、怪しげな装置に誰も興味を示さない。そんな中、何かに怯えているパルナサス博士。彼は、かつて悪魔のMr.ニックと契約を交わし、不死と若さを得る代わりに生まれてくる娘が16歳になったらMr.ニックに差し出すと約束してしまったのだ。そして、その期限である娘ヴァレンティナの16歳の誕生日が目前に迫っていた。一方、何も知らないヴァレンティナは、偶然救い出した記憶喪失の男トニーに心奪われる。トニーは一座に加わり、彼の魅力で女性客が増え始めるが…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★☆☆
理解するには頭を働かせないといけないんだけど、深く考えすぎると謎が多すぎて混乱する。
鏡に入って間違った選択をした人はどうなるの?鏡の始まりは?Mr.ニックとパルナサスの関係は?賭けもしていないのになぜ鏡の中へ人を入れるの?現実世界と鏡の中の世界は入り混じってるの?なぜヴァレンティナの欲望の世界がトニーの世界へ?ラストは同じタイムライン?パーシーの存在は?・・・などなど、もやもやが沢山ありすぎて、観終わったあともなんだかすっきりしない。
ただ、音楽はよかったし、鏡の中へ入ったときの映像がとても綺麗だった。そして、トニーを演じ分けたジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルもよかった。特にジョニー・デップは最初ヒース・レジャーに見えてびっくりした!!
ヴァレンティナ役のリリー・コールがお人形さんみたいで本当に可愛かった!
今作がヒース・レジャーの遺作となったわけですが、ダークナイトでのジョーカーの印象が強いヒース・レジャーの別の一面が観れてよかったかなって感じ。
Tuesday, February 16, 2010
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