ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
偉大な王アスランと“伝説の四人の王”ペベンシー4兄妹によって平和と繁栄をもたらしたナルニア国。だが、あれからナルニア暦にして1300年経った今、かつての美しい国の姿は見る影もなく、戦闘民族テルマール人に侵略・支配され、生き残ったナルニアの民は深い森の奥に追いやられていた。また先王亡きあと摂政を務める弟のミラースは王位を奪おうと、正統な王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を画策。一方、小さな象牙の角笛を手にミラースの追っ手を逃れるカスピアン。その笛の音は、ナルニアに危機が迫る時、“伝説の四人の王”を呼び戻すと信じられていた。やがて追い詰められたカスピアンがついにその角笛を吹き、それは時を越えて鳴り響く…。
**感想**(ネタバレあり)
★★★★☆
前作から皆ちょっと大人になってて、こういうシリーズものの映画って、子供たちの成長も一緒に見られるから楽しいなと思った。
兄弟が出てくる映画にありがちなんだけど、なんでお兄ちゃんは普段は神みたいに優しいのに、なにか決断しないといけないときになると急に頑固になって突っ走っちゃうんだろう・・笑
今回はアスランの出番がほとんどなくてちょっと残念だった。というか、ナルニアンたち自体あまりはっきり映ってなくて残念だった。闘ってるシーンとかだとごちゃごちゃしててよくわからないし。
テルマール人たちに最初攻撃を仕掛けたとき、闘ってるナルニアンたちを見るのが凄く辛かった。映画を観始めて1時間足らずで相当情がわいたらしいw特に潰されながらも必死に門をあげてたナルニアンが切なかった。闘っても罪のない人が死ぬだけで、なんの解決にもならないって改めて感じた。
前作と同様にこれも完結しているので、次回がどんなストーリーになるのかとても楽しみ。